日精工販の秘密 其の参
顧客企業の事業活動を様々な機能(技術情報機能・コストダウン機能・納期管理機能・経営合理化機能など)
「日精工販と組むことにより、ビジネスに必要な各種機能が充足、補完される」
ことを業務としております。
"商社=利益をむさぼっている"というイメージや思想が見られる場合があります。
しかし、商社に依頼することは調達のアウトソーシングの一面からむしろ効率的になります。
そもそも調達とは企業の外部から部品や製品を購入することを指します。
調達の強い会社は企業体が強いことが多く、外部に調達を依頼するというのは 自社で製作できない部品を外部調達先の力を利用することです。
要である、「調達」を担っているのが私たち日精工販なのです。
今や物作り業界は一社で全て完結できる時代ではなく、外部から製品や情報を購入し組み合わせて供給する時代となりました。
ところが、90年代の悪しき流通合理化の流行で、間に入る卸や商社を抜くという単なる「中抜き」によるコストダウンをするという時代もありました。
しかし、「中抜き」のコストダウン策は頭打ちになり、さらには本来必要である自社の製品を向上し得るモノや技術情報を見つけることが出来なくなり、自社製品の性能品質が上がらなくなる事態となりました。
商社活用が見直されたのはインターネット普及率とも関係します。
インターネットの国内普及率は1990年で10%→2000年に50%→2012年には80%まで普及しました。
これにより企業も個人も今まで入手できなかった情報が手に入るようになり「情報の重要性」に関心と理解を示すようになりました。
しかしながらインターネットの世界の情報はあまりにも流動的で、かつ 信憑性に欠ける情報が入り乱れているのも現実です。
そこで、それらの調査などを行い、情報を補う役目を果たす商社の必要性が見直されました。
日精工販は超硬合金という専門的な分野において最新情報を持ち、供給元との交渉力を持ち、インターネットでは調べられないコアな情報の供給源であり顧客企業の意図を上手く伝えるコミュニケーターであります。
もちろん企業の調達を行う部門(調達部・購買部)は、それだけの機能を持てば良い話はでありますが、それらに必要な調達人員増強などにも人件費がかかります。
一人当たり年間500万円の人件費がかかる場合で5人の新たな調達社員を迎えれば500万×5人=2500万
企業が自前で行えばこれらの人件費がかかることになります。
つまり商社を利用するることでこれらの人件費を抑える事などが"調達のアウトソーシング"なのです。
アウトソーシングとは企業が中心的業務に集中するため ある業務を外部委託することです。
自社の中心的業務(開発製造業務など)に経営資源を集中させることができ、全体として業務コストを削減することが可能となります。
企業(製造メーカー)はコストダウンを目標に設立されたわけではございません。
企業社員はコストダウンをする為に入社した訳でもないはずです。
企業(製造メーカー)とその社員は「物作り」に夢と希望をもって設立、入社されたことでしょう。
物作り開発業務に専念して頂けるよう、日精工販では精一杯のサポートをさせて頂きます。
日精工販が必要とされる理由
★人的ネットワーク(交渉力)
★情報ネットワーク(情報量)
これらのネットワークの大きさであります。
それは国内に張り巡らせている情報網で得た最新情報を用いて資材調達や製品開発のサポートをしていきます。